特定非営利活動法人 福島画像診断支援センター

理事長挨拶

 臨床医療における放射線画像診断の重要性はCT・MRI等の機器の普及と性能向上に伴い、ますます高まっています。しかし、その解析・読影を行うべき画像診断専門医は極端に不足しており、常勤医が配置出来ない施設が福島県内に多くあります。このことは、せっかくCT・MRI等の画像検査が行われても、精度の高い迅速な解析・読影診断が困難な状況につながっています。そこで、「特定非営利活動法人 福島画像診断支援センター」は地域の住民と地域で従事する医師に対して画像診断支援に関する事業を行うことで、地域医療の質の向上と地域住民の健康福祉の増進を実現することを目的に設立しました。

1. 福島県初、NPO法人による遠隔画像診断支援サービスの開始
福島県内に遠隔画像診断支援システムを構築・提供します。
2. 顔の見える、旧知の読影診断医に依頼することが可能
利用する医療機関は旧知の専門医による迅速で精度の高い画像診断支援を安定的に受ける事が出来ます。
3. 福島県の認可を受けた非営利活動法人が運営
利用する医療機関・協力していただく放射線科専門医とも、なるべく参加しやすい仕組みとするため、特定非営利活動法人として設立しました。

今後は、福島県民の健康と福祉の為に微力を尽くす所存でございます。
なお一層のご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

特定非営利活動法人 福島画像診断支援センター
理事長 森谷浩史